経管栄養その3 家でのボトルのつなぎかた

その1では消毒について

その1はこちら

その2では物品について

その2はこちら

を書きました。

今回は家でのボトルのつなぎかたについて書きます。

というのも、病院では点滴をつなげるときに使うスタンドを使うのが普通になっていました。高低差がないとミルクが落ちないので高いところにつるしておくということであった。

が、家ではどうしたらよいのか。

もちろん点滴のスタンドはない。

聞いてみると、カーテンレールにS字フックを吊り下げてそこからつるすのもよいとのことだった。確かに高低差があってちょうどよさそうだ。でも、ベッドの位置がカーテンの近くにあるか…。そして移動したときに近くにカーテンがあるのか…。

そのような場合どうしたらよいのか迷った。

そして、外出時ベビーカーでミルクをつなげる場合どうしたらよいのかという問題もあった。

そこで、他のやり方を病院の方に教えてもらいながら少し工夫してみたので私のやり方を紹介します。

どこに設置するか

我が子は気管切開のため、常に吸引器も子供と一緒に移動する必要がある。寝るところと昼間過ごす場所が違うため、吸引器やその他もろもろも一緒に移動しなければならない。そのため、動きやすいようにワゴンを用意した。

ワゴンについてはまた後日紹介します。

そこのワゴンに経管栄養用の棒もつけてしまえば一緒に移動できて楽だなぁと思い、ワゴンにつけることにした。

準備するもの

病院の人に教えてもらったものを参考にしながら、使えそうなものをチョイス!

まずは突っ張り棒

100均です。

普通の突っ張り棒ではなくこれは物をとるための突っ張り棒。ハンガーとかひっかけるやつ?クリーニング屋さんが使ってるようなやつのイメージ。

先が割れてるからボトルがかかりそう!と思いこれにしました。

この突っ張り棒を固定するためのものはこれにした。

自転車用の傘立て。

こちらも100均で購入。

ベビーカー用の傘立て?が使える!という話を聞いたので、そこからアイデアをもらいました。ベビーカー用のものは結構いいお値段がするようなので代用出来るものを探しました。そこで自転車用の傘立ても使えるんじゃないかと思い、物は試し!

傘立てが使えるということはきっと突っ張り棒と傘の太さが同じくらいなんだろうと思ったのでトライ!

今回使うのは右の部分。

左の部分はまたワゴンの紹介のときにでてきます。有効活用!

つけかた

まずは小さい穴のほうに突っ張り棒をはめる。

ぴったりではない…ちょっと突っ張り棒が大きい。でも入るので入れる。でも突っ張り棒が大きいのでねじは付属の物だととまらない。そのため、長いねじを購入してとめた。

うん。結構しっかりとまる。

次に大きい穴の方をワゴンにつけていく。

これもサイズがあっていないためちゃんとはまらない…。

ネジ穴にネジを通すこともできない…

そのため針金のワイヤーを使ってネジ穴同士を固定する。とめかたは雑ですが、ワイヤーでもしっかりとめることができた。

でも、ここだけだと固定が若干甘いので、上のほうはワイヤーでまたぐるぐる巻きにしてとめる。

ワイヤー大活躍!笑

このワイヤーは以前購入して残っていたもの。これも100均のワイヤー。

100均も大活躍!

できあがり

このような仕上がりになりました。

いい高低差もできて、意外としっかり固定されている。いい出来でした。

突っ張り棒の上の分岐のところにボトルがひっかけられるなぁと思っていたんですが、200mlのボトルはうまい具合にひっかからず、斜めになってしまったので、結局S字フックも活用。

もっとボトルが大きくなればうまくひっかかるかも。

また試してみます。

さいごに

しばらくはこれを使ってみますが、もう少しいい案が浮かんだらまた紹介します。

ベビーカーへの付け方もまた載せます。

次は…なにについての紹介にしようか。ワゴンかなぁ。また書きます。

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