私の妊娠経過〜胎児発育不全,染色体異常〜その4 羊水検査の結果を受けて

妊娠・出産

その1では最初の転院、胎児発育不全の診断までのこと

その1はこちら

その2では2度目の転院で切迫早産の診断をうけたところまで

その2はこちら

その3では3度目の転院の後に羊水検査へとなった流れを

その3はこちら

書いてきました。

今回のその4は羊水検査の結果を受けてからのことを書いていきます。

羊水検査の結果が出るまで

この1週間が生き地獄のような日々だった。

本当につらかった。

胎動を感じて愛しく思うと同時に、この子は生きることができるのだろうか…という不安が押し寄せた。

こんなに週数もいって、もうすぐ出産!わくわく!ってなってるはずだったのに…と。

なんで私がこんなことになるんだろう。周りには“母子ともに健康です”っていう人しかいなかった。それが当たり前だと思っていた。どうして私は普通とは違う道を歩んでいるのだろう…と、悲観的な気持ちになるばかりだった。

もちろん夜も眠れない。かといって昼間眠くなるわけでもない。…不眠になったようだ。

今考えるとこの時は精神状態がだいぶやばかったんだろうと思う…。自分では平常心を保っていたつもりだったけど、眠れなくなるってやっぱりおかしかったなぁ。

入眠剤を処方してもらったが、効いたのは1日目のみ。2日目からは飲んでも全く眠くならなかった。

大体毎日の睡眠時間は3時間程度だった。

眠れていないからか体調もよくなく、高血圧にもなってきた。

悪循環…

そんな1週間だった。

FISH法の結果

いよいよ結果のわかる日がやってきた。

夫が仕事後すぐに来てくれた。両親も心配で来てくれた。

先生を待つ間の重い空気。笑

皆ドキドキだった…

そして先生がやってきた。

結果は…

「13,18,21トリソミーはありません。」

とのことだった。

ほっとした。本当にほっとした。

よかった。今までの不安が一気に解消された。

安心して、すぐにでも涙が出そうだったけど先生の前では泣くまいとぐっと堪える。

両親は泣いていた…心配をかけていたんだなぁと改めて実感した。

先生もひとまず安心したようだった。

原因はわからないけどとりあえずできるところまで赤ちゃんを大きくしてあげて、なるべく予定日近くまで頑張りましょう

と言ってくれた。

この結果を受けて、母体優先ではなく赤ちゃん優先、という方向性が定まった。

今回のFISH法は13,18,21トリソミーの結果しかでていないけど、残りの全ての結果は来週くらいにはでますと言われた。でも残りの結果は、本当に珍しいものしかでないから、ひとまず安心していいですよ。と。

羊水検査についてはこちらへ。

フルトリソミーでこの世に誕生してこられるのは13,18,21番だけだから。と先生は言った。

実際は、本当に稀なだけで他の番号のフルトリソミーの子も誕生している。

本当に稀だけど。誕生している!

だから、このFISH法だけで安心してはいけなかったんだよね…。

でもこの時は先生の言うことを信じることしかすべがなかった。産科の先生しか関わる機会もなかったし、この先生が絶対だったからね。ネットで調べてもなかなかこれといった情報はみつからなかったし。

今考えると本当にあの病院は染色体異常の子は産まないという方向性だったんだろうと思える。なんとなく感じ取ってはいたものの、時間が経った今思い返すと改めてそう思える。

病院によってはそういうところもあることはなんとなく知ってはいたから、一概によくない!とも言えないんだろうけど…

でもこの一件は私の根本にずっと残っていた。染色体異常のある我が子は渋々助けられているのか?とずっと心のどこかで思っていたんだと思う。そのことに気がつく出来事は最近起こった。これはまた別日に書くことにするとして!

そんなこんなでこの時はひとまず一安心して、私の心は少し軽くなった。

原因はなんだかわからないけど、とにかく赤ちゃんを少しでもお腹の中で大きくしてあげて、なるべく長くお腹の中にいさせてあげよう。

前向きな気持ちで入院生活を継続することができるようになった。

その後の経過

できることはしようということで、MRIをとってお腹の中の赤ちゃんの画像検査もしてくれた。

MRIってお腹の中の赤ちゃんの検査もできるんですね!すごすぎる!!

しかしやはり大きな異常は見当たらず、結局原因不明であった。

お腹の張りは落ち着いていたが、たまにNSTモニターのときによく張りがみられる日もあった。

子宮収縮抑制剤のおかげか、赤ちゃんの心拍が落ちることも少なくなってきた。

このままなら自然分娩にチャレンジしてみてもいいかも!なんて言われるようにもなってきた。できれば自然分娩したいという私の望みを覚えてくれていた。これは嬉しかった!

でも赤ちゃんの命が優先だからあまり期待はせず、最後まで帝王切開する気でいましたけど。笑

羊水検査の結果 その2

それは、もう羊水検査のことなんて忘れかけていた頃にやってきた。

そう。残りの結果が届いたのです。

珍しいものしかでないから、ひとまず安心して

なんて言われたから安心して忘れていましたよ私も夫も。

「残りの結果も異常なしです」って簡単に終わると思っていた先生の話。

でも違った。

先生が結果の紙を持ってきた。

実は…と先生から告げられたのは、13,18,21ではない別の染色体異常があったということ。

しかし、珍しい形だったようでそれがなんの異常だかはこの羊水検査だけでは、はっきりわからなかったとのこと。

もしかしたら私や夫がちょっと変わった染色体の形を持っていてその遺伝なのかもしれない。そしたらただ変わった形なだけで大きな問題はないということ。

でも、もしかしたら13,18,21のフルトリソミーだったのに、その染色体がちょっと違う場所にくっついちゃったのかもしれない。とも言われた。

はたまた単純に別の染色体のトリソミーなのかもしれないと。

つまり、なんだかわからないけど正常ではないということ。

なんとももやもやする結果となった。

しかしもうこれ以上時間をかけて調べたところで出産までには間に合わない。

異常があるかないかは産まれてみないとわからないから、とにかく赤ちゃんを無事に産みましょう。産まれてから赤ちゃんの遺伝子を調べましょう。と締めくくられた。

もやもや。

でももう手立てはない。

異常がないことを信じて、とにかく無事に産んであげることしかできなかった。

これはこれでまたつらかった。

どっちなの?もやもやしたくないから自費でお金かけてまで羊水検査したのに結果がこれ?って。

私か夫かがちょっと変わった染色体をもっているだけでその遺伝だねってなるのが1番だけど、そうなるとも限らない。

もやもやは残る。

でもあとは信じるのみ。

そんな結果であった。

さいごに

ここまでが私の妊娠経過についてです。

自費で高いお金払って羊水検査をやった意味って…って思った。笑

でもまぁこんな珍しいことはそうそう起こらないことなんだろう。

結果、我が子はなんだかわからない状況だったからこの世に誕生してくることができた。

異常がわかっていたら私たちは命を助けない選択をしていたかもしれないんだから…。

だからきっと我が子はこの世に誕生してきたかったから、うまく隠してたんだろうなぁと思った。

この世に誕生してきたい。

そんな我が子の強い意志があったんだ。

この時はもやもやもあったし、すごくすごく辛い時期だったけど乗り越えられないものはない!いろいろ考えて少し心の準備もできたし、強くなれた気もする。

まぁでも2度と同じような状況にはなりたくないけど…。

私と同じような状況で辛い思いをしている方へ、うまくかける言葉は見つからないんですが…赤ちゃんは私たちが思っている以上に強いんだ!と私は実感しました。

少なくとも親の気持ちは届いている気がするんです!だから、たくさん愛して信じてあげましょう。赤ちゃんを!

赤ちゃんと家族、一緒に最初の難関を乗り越えていきましょう。

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